年表
原産地
原産地はヨーロッパであるが、当初、利用されていたものは不結球のもの。
1世紀
南ヨーロッパで軟結球のものが生まれ、その後、ヨーロッパ北部にも伝わり、結球性のキャベツが生まれる。
16世紀
カナダに伝わる
17世紀
17世紀にアメリカに伝わり、中国へは陸路を通じてこの頃伝わる。
18世紀
この頃、日本に入る
オランダ人が長崎に持ち込んだため、「オランダ菜」と呼ばれ、観賞用に栽培されたものが「葉ぼたん」となる。
ただし、あくまでも観賞用で、食用とはならなかった。
1850年代
この頃、外国人居住区で外国人が作り始める
明治初期
この頃、再び導入されるが普及せず
明治末期
この頃、本格的に普及し始める
太平洋戦争後
戦後、急速に消費量が伸びる
1992年(平成4年)
この年、岩手県で栽培されていた春キャベツについて「いわて春みどり」というブランド名が付される
1984年に岩手県の生産者有志がキャベツ産地を作ろうと、春系品種を導入し、1992年にブランド化が図られる。
参考
小崎格他監修「花図鑑 野菜+果物」
成瀬宇平「47都道府県・地野菜/伝統野菜百科」
いわて食財倶楽部「キャベツ(春みどり)」
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