石炭

年表

室町時代

三池炭田の始まり

「石炭山由来記」に、百姓・伝治左衛門が三池郡稲荷村で、燃える石を発見との記述がある

筑豊炭田の始まり

「香月世譜」に、五郎太夫が遠賀郡香月村で、薪の代わりに石炭を用いたとの記述がある

宇部炭田の始まり

「宇部小野田厚狭歴史物語」に、五郎太夫が有帆村大休で、燃える石を発見との記述がある

江戸時代中頃

この頃、塩田向けに石炭が多く使用される


1851年(嘉永4年)

神永喜八らが上小津田村で石炭採掘

常陸炭鉱の始まり


1872年(明治5年)

「鉱山心得書」発布


1873年(明治6年)

「日本坑法」発布


1890年(明治23年)

「鉱業条例」公布


1922年(大正11年)

国会で「納屋制度」廃止が決議

10年間の猶予期間が設けられる


1929年(昭和4年)

年少者・婦女子の深夜業禁止

同時に、坑内労働も禁止(昭和8月9月に実施)


1938年(昭和13年)

石炭配給に切符制度が採られる


1939年(昭和14年)

「鉱業法」改正


1940年(昭和15年)

「石炭配給統制法」公布


1941年(昭和16年)

「石炭統制会」設立


1942年(昭和17年)

「捕虜派遣規則」公布


1944年(昭和19年)

全国の主要炭鉱が軍需工場に指定される
「朝鮮人労務者徴用制」実施


1945年(昭和20年)

10月26日 石炭生産緊急対策
12月14日 「石炭庁官制」公布


1946年(昭和21年)

2月 「石炭生産増強方策大綱」発表
5月 「日本石炭鉱業会」発足


1947年(昭和23年)

「日本石炭協会」発足


1949年(昭和24年)

「鉱山保安法」公布


1950年(昭和25年)

5月 「国管法」廃止

これにより、炭鉱に対する国家管理が終わる


1962年(昭和37年)

10月13日 石炭鉱業調査団答申

昭和38年より、第1次石炭政策実施

11月29日 石炭対策大綱の実施に関する閣議決


1964年(昭和39年)

12月16日 石炭鉱業調査団答申

昭和40年より、第2次石炭政策実施


1966年(昭和41年)

この年、「常磐ハワイアンセンター」(現:スパリゾートハワイアンズ)開業
7月25日 石炭鉱業調査団答申

昭和42年より、第3次石炭政策実施


1968年(昭和43年)

12月25日 石炭鉱業調査団答申

昭和44年より、第4次石炭政策実施


1972年(昭和47年)

6月29日 石炭鉱業調査団答申

昭和48年より、第5次石炭政策実施


1975年(昭和50年)

7月26日 石炭鉱業調査団答申

昭和51年より、第6次石炭政策実施


1981年(昭和56年)

8月4日 石炭鉱業調査団答申

昭和57年より、第7次石炭政策実施


1986年(昭和61年)

11月28日 石炭鉱業調査団答申

昭和61年より、第8次石炭政策実施


1992年(平成3年)

6月7日 石炭鉱業調査団答申

平成4年より、ポスト第8次石炭政策実施


1999年(平成11年)

8月9日 石炭鉱業調査団答申


映画

石炭・炭鉱を関する映画です。

  松雪泰子主演『フラガール


参考

  徳永博文『日本の石炭産業遺産

  資源エネルギー庁「我が国石炭政策の歴史と現状」

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