伊勢うどん

大正
   

年表

江戸時代以前

始まりは、伊勢地方の農民が、味噌を作る途中でできた「たまり」をうどんにかけたことに端を発するとされる。


江戸時代前後

この頃、先祖が神宮の神楽役人「小倉太夫」である浦田町橋本屋七代目の小倉小兵が、初めてうどん屋を開業(記録では、伊勢うどん最古のうどん屋)。
従来の単にたまりをかけただけのものではなく、だしを加えたものが提供されたとされる。


江戸時代

お伊勢参りが流行し、その街道沿いの人気の食べ物となったと考えられる。


1816年(文化13年)

これまでは、三河から船でたまり醤油を移入していたが、この地の糀屋でたまり醤油が作られ始める。


1913年(大正2年)

中里介山が『大菩薩峠』の連載開始

中里介山の『大菩薩峠』「間の山の巻」で、伊勢の溜り醤油かけうどんが出てきており、初めて書物に伊勢うどんが登場。




1965年(昭和40年)

この頃から、国産小麦ではなく、オーストラリア産のブレンド小麦(ASW)が使われるようになる。
そのため、以前はうどんの肌もささくれていたが、色つやは白くすべすべするような現在のものになる。


昭和40年代中頃

従来は、伊勢うどんは単に「素うどん」と呼ばれていたが、山口製麺が、伊勢ならではうどんということで「伊勢うどん」と命名し販売。また、ミヱマン醤油合資会社西村商店も「伊勢のうどんつゆ」を販売を始める。


1972年(昭和47年)

伊勢市麺類飲食業組合が、このうどんを地域の名物とするため「伊勢うどん」と命名する。


2008年(平成20年)

三重県製麺協同組合が「伊勢うどん」を地域団体商標に登録する。


参考

favicon-book奥村彪生「日本めん食文化の一三〇〇年

favicon-web山口製麺「歴史 伊勢うどん考

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