北海道の著作家

概要

 北海道で生まれたり、北海道にゆかりのある著作家の一覧を掲載しています(五十音順)

 ※出身地は生まれた都道府県、出身地の市町村は現在の市町村、出没年は西暦で掲載しています。

  北海道の出身者・ゆかりのある人物全体については、「北海道の人物」をご覧ください。

一覧

名前出没年出身地概要
ゆかり

ありしまたけお

有島武郎
1878年~1923年東京都
文京区
作家

『カインの末裔』『生れ出づる悩み』『或る女』などを著した明治・大正時代の作家

ゆかり

いしかわたくぼく

石川啄木
1886年~1912年岩手県
盛岡市
詩人歌人

歌集『一握の砂』『悲しき玩具』で知られる、明治時代の詩人・歌人

出身者

いとうせい

伊藤整
1905年~1969年北海道
松前町
作家詩人評論家翻訳家

『氾濫』『日本文壇史』などを著すと共に、『ユリシーズ』や『チャタレイ夫人の恋人』の翻訳などでも知られる作家

出身者

いのうえやすし

井上靖
1907年~1991年北海道
旭川市
作家詩人

『天平の甍』『敦煌』『おろしや国酔夢譚』などを著した小説家

出身者

うえきそうえつ

植木蒼悦
1896年~1982年北海道
函館市
画家俳人

独特の芸術世界を築き上げ、「河童画伯」の愛称で親しまれた水墨画家

出身者

うのこういちろう

宇能鴻一郎
1934年~2024年北海道
札幌市
作家

小説『鯨神』で芥川賞を受賞したのち、独自の文体と描写力を活かして官能小説に軸足を移し、1970年代に官能小説で一時代を築いた小説家

出身者

おかもといっぺい

岡本一平
1886年~1948年北海道
函館市
漫画家作家

画家・岡本太郎の父で、漫画漫文という独自スタイルを築き、大正・昭和初期に活躍した漫画家・作家

出身者

かめいかついちろう

亀井勝一郎
1907年~1966年北海道
函館市
評論家

文芸評論、文明批評なを行い、『日本人の精神史研究』などを著した評論家

出身者

からさわしゅんいち

唐沢俊一
1958年~2024年北海道
札幌市
評論家ライター

自称「雑学王」としてサブカルチャーやオタク文化に精通、B級文化やマイナーな作品を紹介するなど、独特の切り口で評論などを行ったコラムニスト・評論家

出身者

かわうちこうはん

川内康範
1920年~2008年北海道
函館市
作詞家脚本家評論家作家

ドラマ『月光仮面』などの脚本を手がけ、『伊勢佐木町ブルース』『おふくろさん』などのヒット曲の作詞を行った人物

ゆかり

こばやしたきじ

小林多喜二
1903年~1933年秋田県
大館市
作家

『蟹工船』などで知られるプロレタリア文学の戦前の小説家

出身者

ごとうべん

五島勉
1929年~2020年北海道
函館市
作家ライター

『ノストラダムスの大予言』などを著した人物

出身者

ささやななえこ

ささやななえこ
1950年~2024年北海道
芦別市
漫画家

漫画『おかめはちもく』『凍りついた瞳』『ミノタウルス』など、コメディー・ミステリー・ホラー・ノンフィクションといった幅広いジャンルを描き、人気を博した漫画家

出身者

さむかわこうたろう

寒川光太郎
1908年~1977年北海道
羽幌町
作家

戦前に『密猟者』で芥川賞を受賞し、戦後は大衆小説に転じた小説家

出身者

しもざわかん

子母澤寛
1892年~1968年北海道
石狩市
作家

小説『新選組始末記』『勝海舟』などを始め、「座頭市」の原案となる随筆『ふところ手帖』を著した小説家

出身者

たかみねひでこ

高峰秀子
1924年~2010年北海道
函館市
女優歌手作家

子役から活躍し、映画『カルメン故郷に帰る』『二十四の瞳』『浮雲』などで主演するなど、戦前・戦後を通じ活躍した昭和の名女優

出身者

だいどうじまさし

大道寺将司
1948年~2017年北海道
釧路市
活動家犯罪者俳人

東アジア反日武装戦線「狼」を結成し、「三菱重工爆破事件」などを起こした新左翼テロリスト・俳人

出身者

てらさわぶいち

寺沢武一
1955年~2023年北海道
旭川市
漫画家

大ヒットSFマンガ『コブラ』などで知られる漫画家

ゆかり

なかやうきちろう

中谷宇吉郎
1900年~1962年石川県
加賀市
学者作家

世界で初めて人工雪の製作を成功させた物理学者・随筆家

出身者

ながやまのりお

永山則夫
1949年~1997年北海道
網走市
犯罪者作家

男性4人を相次いで射殺した殺人事件「永山則夫連続射殺事件」を起こした人物


 他の都道府県の出身者・ゆかりのある人物については、「人物の都道府県一覧」をご覧ください。

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