1872年生まれの人物

概要

 1872年(明治4年/明治5年)に誕生・生まれた人物の一覧を掲載しています(五十音順)

 ※出身地は生まれた都道府県、出身地の市町村は現在の市町村、出没年は西暦で掲載しています。

一覧

名前出没年出身地概要

いそむらとし

磯村年
1872年~1961年滋賀県
軍人

関東大震災後に設けられた東京警備府司令官に就任した帝国陸軍軍人

いたやはざん

板谷波山
1872年~1963年茨城県
筑西市
陶芸家

日本の近代陶芸の開拓者で、明治から昭和中期まで活躍し、陶芸家としては初の文化勲章を受章した人物

うえのひでさぶろう

上野英三郎
1872年~1925年三重県
津市
学者

忠犬ハチ公の飼い主としても知られ、日本の農業土木を創始した明治・大正時代の農学者

おかもときどう

岡本綺堂
1872年~1939年東京都
港区
劇作家作家

明治時代の新歌舞伎を代表する劇作家であり、日本最初の岡っ引捕り物小説『半七捕物帳』などを著した小説家

きぐちこへい

木口小平
1872年~1894年岡山県
高梁市
軍人

ラッパ手として、死んでも口からラッパを離さなかったことから、戦前、英雄視された兵士

ささきのぶつな

佐佐木信綱
1872年~1963年三重県
鈴鹿市
学者歌人

歌集『思草』などを著すとともに、『万葉集』の研究・普及に尽力した国文学者・歌人

しではらきじゅうろう

幣原喜重郎
1872年~1951年大阪府
門真市
大臣議長議員外交官

戦前は「幣原外交」と呼ばれる国際協調路線をとった外相であり、戦後、内閣総理大臣になった人物

しまざきとうそん

島崎藤村
1872年~1943年岐阜県
中津川市
作家詩人

代表的な自然主義作家の1人で、『破戒』『夜明け前』などを著した小説家・詩人

すぎむらそじんかん

杉村楚人冠
1872年~1945年和歌山県
記者随筆家俳人

戦前に、日本初の調査部設置、縮刷版の発行、『アサヒグラフ』の創刊などを行った新聞記者・随筆家

そえだあぜんぼう

添田唖蝉坊
1872年~1944年神奈川県
大磯町
歌手

『ラッパ節』『まっくろけ節』『ノンキ節』などを歌い、明治・大正時代に活躍した演歌師

たやまかたい

田山花袋
1872年~1930年群馬県
館林市
作家

『蒲団』『田舎教師』などを著した自然主義派の小説家

たわらくにいち

俵国一
1872年~1958年島根県
学者

和銅や日本刀研究で業績を残した冶金学者

とくだしゅうせい

徳田秋声
1872年~1943年石川県
金沢市
作家

近代文学を代表する作家の一人で、『黴』『あらくれ』などを著し、自然主義文学の大家と称される戦前の作家

なかやまひろみち

中山博道
1872年~1958年石川県
金沢市
武道家

大日本武徳会から史上初めて、剣道・居合術・杖術の3つで範士号を授与された武道家

ひぐちいちよう

樋口一葉
1872年~1896年東京都
千代田区
作家

『にごりえ』『たけくらべ』などを著し、若くして亡くなった明治時代の女性作家

ひだいてんらい

比田井天来
1872年~1939年長野県
佐久市
書家

戦前に新しい書の理念、独自の書風を確立し、「現代書道の父」と呼ばれる書道家

ひゃくたけさぶろう

百武三郎
1872年~1963年佐賀県
軍人官僚

第3艦隊参謀として日露戦争で日本海海戦を戦い、太平洋戦争時に侍従長として昭和天皇に仕えた帝国海軍軍人

まつえとよひさ

松江豊寿
1872年~1956年福島県
会津若松市
軍人首長

第一次世界大戦中に板東俘虜収容所の所長として、ドイツ人俘虜を人道的に扱った帝国陸軍軍人

まつおでんぞう

松尾伝蔵
1872年~1936年福井県
福井市
軍人

二・二六事件にあたり、岡田首相の代わりに殺害された帝国陸軍軍人

やまむろぐんぺい

山室軍平
1872年~1940年岡山県
新見市
教職者

キリスト教の慈善団体である救世軍の日本人初の救世軍士官・日本軍国司令官となった戦前の人物


 1872年に亡くなった人物については、「1872年没の人物」をご覧ください。

 他の年については、「年一覧」をご覧ください。

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