1911年没の人物

概要

 1911年(明治44年)に死亡・亡くなった人物の一覧を掲載しています(五十音順)

 ※出身地は生まれた都道府県、出身地の市町村は現在の市町村、出没年は西暦で掲載しています。

一覧

名前出没年出身地概要

あおきしげる

青木繁
1882年~1911年福岡県
久留米市
画家

『海の幸』で知られ、明治時代の日本絵画のロマン主義的傾向を代表する洋画家

あめのみやけいじろう

雨宮敬次郎
1846年~1911年
甲州市
実業家

甲州財閥の1人で、「天下の雨敬」「投機界の魔王」などと呼ばれ、鉄道事業などに携わった明治時代の実業家

おおとりけいすけ

大鳥圭介
1833年~1911年兵庫県
上郡町
官僚外交官発明家

官僚として殖産興業に尽力するとともに、外交官として清の袁世凱と交渉にあたった人物

かわかみおとじろう

川上音二郎
1864年~1911年福岡県
福岡市
実業家俳優歌手

明治時代、世情を風刺した『オッペケペー節』で人気を博し、新派劇を創始した興行師・俳優

かんのすが

管野スガ
1881年~1911年大阪府
大阪市
活動家

社会主義・アナキズムに共鳴し活動、幸徳事件で女性で唯一処刑された社会運動家

こうとくしゅうすい

幸徳秋水
1871年~1911年高知県
四万十市
ジャーナリスト活動家思想家

週刊『平民新聞』などを発行し、政府を批判、大逆事件で処刑された明治時代のジャーナリスト・無政府主義者・社会主義者

こむらじゅたろう

小村寿太郎
1855年~1911年宮崎県
日南市
外交官

ポーツマス条約の締結や関税自主権の回復に尽力を尽くした外交官

しまじもくらい

島地黙雷
1838年~1911年山口県
周南市
僧侶

本願寺の改革の建白や、明治政府により国家神道が進められる中、仏教の復興などに尽力した浄土真宗の僧侶

じぇーむす・かーてぃす・へぼん

ジェームス・カーティス・ヘボン
1815年~1911年アメリカ
教職者教育者医者

ヘボン式ローマ字をつくり、初の和英辞典『和英語林集成』を編纂し、明治学院(現:明治学院大学)の創設などを行った宣教師

じゅーる・ぶりゅね

ジュール・ブリュネ
1838年~1911年フランス
軍人

映画『ラスト サムライ』のモデルになった人物とされ、フランス軍事顧問団の一員として来日し、函館戦争に参加したフランス陸軍軍人

せがわやすごろう

瀬川安五郎
1835年~1911年岩手県
盛岡市
実業家銀行家

荒川鉱山の開発や「第四十八国立銀行」(現:秋田銀行)の創業などを行った実業家

たにたてき

谷干城
1837年~1911年高知県
四万十町
大臣議員軍人藩士

熊本鎮台司令長官として、西南戦争で熊本城を守り抜いた軍人・政治家・維新志士

とーます・ぶれーく・ぐらばー

トーマス・ブレーク・グラバー
1838年~1911年イギリス
実業家

長崎で「グラバー商会」を設立し、造船業・炭鉱業・製茶貿易業を通して、日本の近代化に貢献した商人

ながおいくこ

長尾郁子
1871年~1911年香川県
超能力者

明治時代末の「千里眼事件」に関わった1人であり、透視・念写能力をもつとされた超能力者

ひしだしゅんそう

菱田春草
1874年~1911年長野県
飯田市
画家

岡倉天心の門下で、『賢首菩薩』『落葉』などを描き、明治時代に日本画の革新に貢献した画家

みふねちづこ

御船千鶴子
1886年~1911年熊本県
宇城市
超能力者

明治時代に透視能力があるとされ、透視実験を受け自殺した女性


 1911年に生まれた人物については、「1911年生まれの人物」をご覧ください。

 他の年については、「年一覧」をご覧ください。

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