1934年没の人物

概要

 1934年(昭和9年)に死亡・亡くなった人物の一覧を掲載しています(五十音順)

 ※出身地は生まれた都道府県、出身地の市町村は現在の市町村、出没年は西暦で掲載しています。

一覧

名前出没年出身地概要

あだちみねいちろう

安達峰一郎
1869年~1934年山形県
山辺町
官僚裁判官

アジア系として初の常設国際司法裁判所の所長となった外交官

いうちきょうたろう

井内恭太郎
1854年~1934年徳島県
阿波市
役人

明治時代に、麻名用水・板名用水の建設・整備に力を注いだ官吏

いぬいしんべえ

乾新兵衛(3代)
1862年~1934年兵庫県
神戸市
実業家

「神戸海運五人男」の1人であり、「日本一の高利貸」とも呼ばれ、明治・大正時代に乾財閥を築いた実業家

うめやしょうきち

梅屋庄吉
1869年~1934年長崎県
実業家

明治・大正時代に、貿易・映画事業などで財を成し、孫文などの革命を支援した実業家

えんどうげんむ

遠藤現夢
1864年~1934年福島県
会津若松市
社会事業家

醸造業の傍ら、私財を投じて、数多くの裏磐梯の植林を行った人物

おかだときひこ

岡田時彦
1903年~1934年東京都
千代田区
俳優

映画『足にさはつた女』『その夜の妻』『瀧の白糸』などに出演した戦前の無声映画時代を代表する二枚目俳優

かたおかなおはる

片岡直温
1859年~1934年高知県
津野町
大臣議員官僚実業家

実業家としては「日本生命」「都ホテル」の社長などを務めるが、大蔵大臣時の失言で、昭和恐慌を引き起こすことになった政治家・官僚・実業家

かつらはるだんじ

桂春団治(初代)
1878年~1934年大阪府
大阪市
落語家

奔放な私生活がのちに伝説化し『浪花恋しぐれ』で歌われた、戦前の上方落語界のスター

ささき みつぞう

佐々木 味津三
1896年~1934年愛知県
設楽町
作家

『右門捕物帖』『旗本退屈男』などを著し、大正・昭和初期に活躍した時代小説家

たかむらこううん

高村光雲
1852年~1934年東京都
台東区
彫刻家

『老猿』『西郷隆盛像』『山霊訶護』などを制作した仏師・彫刻家

たけひさゆめじ

竹久夢二
1884年~1934年岡山県
瀬戸内市
画家詩人作家

「夢二式美人」と呼ばれる数多くの美人画を残した戦前の画家・詩人

とうごうへいはちろう

東郷平八郎
1848年~1934年鹿児島県
鹿児島市
軍人藩士

日露戦争で連合艦隊司令長官として日本海海戦で日本を勝利に導いた帝国海軍軍人

とめおかこうすけ

留岡幸助
1864年~1934年岡山県
高梁市
社会事業家

「岡山四聖人」の1人とされ、「東京家庭学校」「北海道家庭学校」など、感化院の創立に奔走した人物

ないとうこなん

内藤湖南
1866年~1934年秋田県
鹿角市
学者ジャーナリスト

邪馬台国畿内説などを唱え、「東の白鳥庫吉、西の内藤湖南」と並び称された戦前の日本を代表する東洋史学者

なおきさんじゅうご

直木三十五
1891年~1934年大阪府
大阪市
作家

文学賞「直木賞」の由来であり、『南国太平記』『楠木正成』などを著した戦前の小説家

なかはしとくごろう

中橋徳五郎
1861年~1934年石川県
金沢市
大臣議員官僚実業家

「大阪商船」社長などとして関西財界の重鎮となり、その後政界に転じ、内務大臣・商工大臣・文部大臣を歴任した政治家・実業家・官僚

なかむらけんきち

中村憲吉
1889年~1934年広島県
三次市
歌人

歌集『馬鈴薯の花』『軽雷集』『軽雷集以後』などを著し、アララギ派の歌人として活躍した戦前の人物

ながさわかなえ

長澤鼎
1852年~1934年鹿児島県
鹿児島市
実業家藩士

アメリカのカリフォルニアに渡りワイナリーを経営し、「ワイン王」などと称された実業家

まつどかくのすけ

松戸覚之助
1875年~1934年千葉県
松戸市
農家

明治時代に品種「二十世紀」を発見した農家

むとうさんじ

武藤山治
1867年~1934年岐阜県
海津市
実業家議員

吸収合併などを行い、紡績業「鐘淵紡績」をトップクラスの企業に押し上げるが、帝人事件に絡み暗殺された戦前の実業家


 1934年に生まれた人物については、「1934年生まれの人物」をご覧ください。

 他の年については、「年一覧」をご覧ください。

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