1936年没の人物

概要

 1936年(昭和11年)に死亡・亡くなった人物の一覧を掲載しています(五十音順)

 ※出身地は生まれた都道府県、出身地の市町村は現在の市町村、出没年は西暦で掲載しています。

一覧

名前出没年出身地概要

あいざわさぶろう

相沢三郎
1889年~1936年宮城県
仙台市
軍人

統制派の永田軍務局長を殺害し相沢事件を起こした帝国陸軍軍人

いけだきくなえ

池田菊苗
1864年~1936年京都府
学者

「日本の十大発明」の一つといわれるうま味成分・L-グルタミン酸ナトリウムを発見した戦前の化学者

うちだこうさい

内田康哉
1865年~1936年熊本県
氷川町
大臣外交官

パリ講和会議やワシントン会議で外相として参加し、第一次世界大戦後の国際協調体制を創設した外交官・政治家

おおかわへいさぶろう

大川平三郎
1860年~1936年埼玉県
坂戸市
実業家議員

「富士製」「九州製」「中央製」の社長になるなど、「日本の製紙王」と呼ばれ、「大川財閥」を築いた戦前の実業家

おかむらまさこ

岡村政子
1858年~1936年長野県
佐久市
画家

日本における女性版画家の草分けであり、洋風の美人画や風俗画など、多くの多色石版画を制作した版画家

かとうぶんたろう

加藤文太郎
1905年~1936年兵庫県
新温泉町
冒険家

単独行によって数々の記録を残し、小説『孤高の人』などのモデルにもなった大正・昭和に活躍した登山家

くぼたゆずる

久保田譲
1847年~1936年兵庫県
豊岡市
大臣議員官僚

明治時代に、学制改革運動の中心的人物として活動し、文部大臣になるが、戸水事件で引責辞任した政治家・官僚

さいとうまこと

斎藤実
1858年~1936年岩手県
奥州市
大臣軍人

第30代内閣総理大臣となった帝国海軍軍人・政治家

しもだうたこ

下田歌子
1854年~1936年岐阜県
恵那市
教育者歌人

「私立実践女学校」(現:実践女子学園)の創立を行うなど、日本における女子教育の先覚者

すずきみえきち

鈴木三重吉
1882年~1936年広島県
広島市
作家

児童文芸誌『赤い鳥』を創刊、「児童文化運動の父」とされる、戦前の童話作家

たかはしこれきよ

高橋是清
1854年~1936年東京都
港区
大臣議員官僚銀行家

大蔵大臣として昭和金融恐慌の鎮静化や、金解禁によるデフレの脱却などを行った政治家・官僚

にのみやちゅうはち

二宮忠八
1866年~1936年愛媛県
八幡浜市
研究家

明治時代に、人間が乗れる「飛行器」の原理を考案した研究者

はぎわらたけ

萩原タケ
1873年~1936年東京都
あきる野市
看護師

第一回フローレンス・ナイチンゲール記章を受章し、日本看護婦協会初代会長となった戦前の看護婦

ふじいきく

藤井キク
1855年~1936年滋賀県
実業家

夫・藤井太助と呉服の行商を始め、百貨店「藤井大丸」を創業した戦前の女性実業家

ふちざわのえ

淵沢能恵
1850年~1936年岩手県
花巻市
教育者

朝鮮で「明新女学校」を設立するなど、日本・朝鮮で女子教育に尽力した、戦前の教育者

ぺくちょんぎ

白貞基
1896年~1936年韓国
活動家犯罪者

朝鮮独立の「三義士」の一人で、朝鮮独立運動に参加し有吉公使暗殺事件を起した政治運動家・テロリスト

まつおでんぞう

松尾伝蔵
1872年~1936年福井県
福井市
軍人

二・二六事件にあたり、岡田首相の代わりに殺害された帝国陸軍軍人

もりもとろくじ

森本六爾
1903年~1936年奈良県
桜井市
学者

弥生時代に稲作が開始されたことを提唱した大正・昭和初期の考古学者

やまもとじょうたろう

山本条太郎
1867年~1936年福井県
福井市
実業家議員

南満州鉄道社長として満州開発に尽力し「満鉄中興の祖」とも言われた戦前の実業家・政治家

ゆめのきゅうさく

夢野久作
1889年~1936年福岡県
福岡市
作家

『ドグラ・マグラ』『押絵の奇蹟』『少女地獄』など、ホラー・怪奇幻想の色濃い作風で知られる戦前の小説家


 1936年に生まれた人物については、「1936年生まれの人物」をご覧ください。

 他の年については、「年一覧」をご覧ください。

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