1943年没の人物

概要

 1943年(昭和18年)に死亡・亡くなった人物の一覧を掲載しています(五十音順)

 ※出身地は生まれた都道府県、出身地の市町村は現在の市町村、出没年は西暦で掲載しています。

一覧

名前出没年出身地概要

あおき しげまさ

青木 重誠
1893年~1943年石川県
金沢市
軍人

太平洋戦争時に、第20師団長としてニューギニア戦線を戦い、戦病死した帝国陸軍軍人

うえやまえいいちろう

上山英一郎
1862年~1943年和歌山県
有田市
実業家発明家

戦前に、蚊取線香の発明し、金鳥で知られる「大日本除虫菊」を創業した実業家

おおにしきだいごろう

大錦大五郎
1883年~1943年愛知県
弥富市
力士

吉田司家から横綱免許の授与がなされ、第28代横綱となった戦前の大相撲力士

おおはらまごさぶろう

大原孫三郎
1880年~1943年岡山県
倉敷市
実業家社会事業家

大原孝四郎の三男で、「大原財閥」を築き上げた戦前の実業家・社会事業家

おがわまさこ

小川正子
1902年~1943年
笛吹市
医者

戦前に、ハンセン病在宅患者の収容に赴き、手記『小島の春』を著し、「小島の春現象」をもたらした医師

かしむらかんいち

樫村寛一
1913年~1943年香川県
善通寺市
軍人

左翼の1/3以上を失う中、無事に基地に帰還したことから「片翼帰還の英雄」として知られた帝国海軍軍人

きむらひさし

木村栄
1870年~1943年石川県
金沢市
学者

明治時代に緯度変化のZ項(木村項)を発見した天文学者

くろしまでんじ

黒島伝治
1898年~1943年香川県
小豆島町
作家

シベリア出兵従軍経験から『渦巻ける烏の群』『橇』などの反戦文学・戦争文学を著した戦前の小説家

しまざきとうそん

島崎藤村
1872年~1943年岐阜県
中津川市
作家詩人

代表的な自然主義作家の1人で、『破戒』『夜明け前』などを著した小説家・詩人

じんないいとこ

神中糸子
1860年~1943年和歌山県
和歌山市
画家

明治時代に、数少ない女性画家として工部美術学校でフォンタネージなどに学び、女子美術教育にも尽力した洋画家

てんぐひさ

天狗久(初代)
1858年~1943年徳島県
徳島市
その他

人形浄瑠璃において、人形の目にガラス眼を考案し、頭部の大型化を推進した戦前の人形師

とくだしゅうせい

徳田秋声
1872年~1943年石川県
金沢市
作家

近代文学を代表する作家の一人で、『黴』『あらくれ』などを著し、自然主義文学の大家と称される戦前の作家

なかのせいごう

中野正剛
1886年~1943年福岡県
福岡市
議員ジャーナリスト

戦前、議会政治否定・政党解消を主張するなど、全体主義を推進したが、その後、東條英機に反発し、逮捕され自決した政治家・ジャーナリスト

なかむらふせつ

中村不折
1866年~1943年東京都
中央区
画家書家

夏目漱石『吾輩は猫である』の挿絵画家として知られ、洋画界・書道界の両方で活躍した画家・書家

ながおたくみ

長尾巧
1891年~1943年福岡県
田川市
学者

ニッポノサウルスの化石研究者として知られる戦前の地質学者

はやしせんじゅうろう

林銑十郎
1876年~1943年石川県
金沢市
大臣軍人

軍人時代は「越境将軍」との異名をとり、「食い逃げ解散」を行った内閣総理大臣

はらだはくえ

原田毫衛
不明~1943年岡山県
軍人

太平洋戦争のガダルカナル島の戦いで、最初の潜水艦輸送を実施した帝国海軍軍人

ひらおしゅうせん

平尾聚泉
1874年~1943年東京都
江東区
実業家

化粧品メーカー「平尾賛平商店」の2代目で、大正時代に人気を博した「レート化粧料」などを販売した実業家

ふじしまたけじ

藤島武二
1867年~1943年鹿児島県
鹿児島市
画家

文展や帝展の重鎮として活躍した近代洋画の代表的な画家

まつもとまたたろう

松本亦太郎
1865年~1943年群馬県
高崎市
学者

日本における実験心理学の基礎を築いた明治・大正時代の心理学者


 1943年に生まれた人物については、「1943年生まれの人物」をご覧ください。

 他の年については、「年一覧」をご覧ください。

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