1944年没の人物

概要

 1944年(昭和19年)に死亡・亡くなった人物の一覧を掲載しています(五十音順)

 ※出身地は生まれた都道府県、出身地の市町村は現在の市町村、出没年は西暦で掲載しています。

一覧

名前出没年出身地概要

いのうえてつじろう

井上哲次郎
1856年~1944年福岡県
太宰府市
学者詩人

明治時代に、ドイツ観念論哲学を日本に紹介し、帝国大学で日本人初の哲学教授となった哲学者・詩人

うえはらびん

上原敏
1908年~1944年秋田県
大館市
歌手

戦前に『妻恋道中』『裏町人生』などがヒットしたが、太平洋戦争のニューギニア戦線で戦死した歌手

おおはししんたろう

大橋新太郎
1863年~1944年新潟県
長岡市
実業家議員

父・大橋佐平とともに「博文館」を創業し、明治・大正時代に出版コンツェルンを作り上げた実業家・政治家

おざきほつみ

尾崎秀実
1901年~1944年東京都
ジャーナリスト記者評論家

ゾルゲ事件の首謀者の1人で、政治の最上層部・中枢と接触し国政に影響を与えた戦前のジャーナリスト・評論家

かくだかくじ

角田覚治
1890年~1944年新潟県
三条市
軍人

見敵必戦の猛将と言われ、太平洋戦争で第一航空艦隊長官などを務め、戦死した帝国海軍軍人

かねこなおきち

金子直吉
1866年~1944年高知県
実業家

明治・大正時代に、丁稚奉公から身を起こし、大番頭として鈴木商店を一大商社にした実業家

かもととしお

神本利男
1905年~1944年北海道
本別町
スパイ警察官

ハリマオ(谷豊)を説得し、諜報員として引き入れたことで知られる戦前のスパイ

かわいえいじろう

河合栄治郎
1891年~1944年東京都
足立区
学者思想家

戦前にファシズム批判を行い、「河合栄治郎事件」として有罪となった経済学者・思想家

くろきひろし

黒木博司
1921年~1944年岐阜県
下呂市
軍人

仁科関夫とともに人間魚雷「回天」を考案した海軍軍人

こがみねいち

古賀峯一
1885年~1944年佐賀県
有田町
軍人

山本五十六亡き後、連合艦隊司令長官となるが、海軍乙事件で消息を絶った帝国海軍軍人

さかたつねしろう

阪田恒四郎
1857年~1944年大阪府
実業家

インクメーカー「阪田インキ製造所」(現:サカタインクス)を創業した戦前の実業家

さわむらえいじ

沢村栄治
1917年~1944年三重県
伊勢市
スポーツ選手

戦前に活躍し、日本プロ野球史上に残る伝説のプロ野球ピッチャー

しょうきょくさいてんかつ

松旭斎天勝
1886年~1944年東京都
千代田区
芸人

奇術師・松旭斎天一の弟子で「天勝一座」の座長として、モダンさと美貌から興行界で大活躍した戦前の女性奇術師

じょん・ばちぇらー

ジョン・バチェラー
1854年~1944年イギリス
教職者教育者研究家

明治時代に、アイヌ人教育のため「相愛学校」の設立などを行い、「アイヌの父」と呼ばれた宣教師

せきゆきお

関行男
1921年~1944年愛媛県
西条市
軍人

初めて神風特攻隊の一隊である「敷島隊」を指揮し、空母セント・ローを撃沈した帝国海軍軍人

そえだあぜんぼう

添田唖蝉坊
1872年~1944年神奈川県
大磯町
歌手

『ラッパ節』『まっくろけ節』『ノンキ節』などを歌い、明治・大正時代に活躍した演歌師

たざわよしはる

田澤義鋪
1885年~1944年佐賀県
鹿島市
議員官僚

戦前に、青年団運動や青年教育に尽力し、「青年団の父」とも称される人物

たまごやえんたつ

玉子屋円辰
1865年~1944年大阪府
東大阪市
芸人

古典芸能であった萬歳をのちの「漫才」につながるような形にし、多くの後進を育てたことから「上方漫才中興の祖」「近世漫才の祖」と言われる戦前の芸人

とうやまみつる

頭山満
1855年~1944年福岡県
福岡市
活動家

自由民権運動に参加して国会開設運動を行うが、政治団体「玄洋社」の総帥となり、大陸進出を唱えたアジア主義者・国家主義者

なかがわくにお

中川州男
1898年~1944年熊本県
軍人

太平洋戦争で、歩兵第2連隊長としてペリリュー島の戦いを戦った帝国陸軍軍人


 1944年に生まれた人物については、「1944年生まれの人物」をご覧ください。

 他の年については、「年一覧」をご覧ください。

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