1972年没の人物

あかぎまさお

「全国治水砂防協会」の発足など、日本の砂防の基礎を築き、「砂防の父」と称される人物

あけもときょうせい

戦前は戦時歌謡『父よあなたは強かった』『あゝ紅の血は燃ゆる』などを制作し、戦後は『武田節』『憲法改正の歌』などを制作した作詞家・作曲家

いとうしんすい

女優・朝丘雪路の父で、『聞香』『指』などの美人画で知られる昭和の日本画家・版画家

うえのじゅうぞう

製薬メーカー「中外製薬」の創業者

うらかみゆたか

ダイカストメーカー「菱備製作所」（現：リョービ）の創業者

かぶらき きよかた

『樋口一葉の墓』『築地明石町』など、江戸・明治時代の風俗・美人画を描き、評価の高い日本画家・随筆家

かわかみすみお

『初夏の風』など、詩情あふれる木版画を制作した版画家

かわばたやすなり

『伊豆の踊子』『雪国』『眠れる美女』などを著し、日本人として初のノーベル文学賞を受賞した小説家

くさかじんいち

太平洋戦争で、南東方面艦隊司令長官として南方戦線の指揮をとった帝国海軍軍人

くにとうてるた

「常磐製紙所」（現：常磐産業）の創業者で、21年間にわたり高松市長を務めた人物

くぶしろおちみ

キリスト教系女性団体「矯風会」の中心にあって、廃娼運動や売春防止法の制定に尽力した人物

しょうじたろう

『赤城の子守唄』『麦と兵隊』などのヒットで知られる、戦前活躍した歌手

せがわしょうざぶろう

柔道の指導の傍ら、自宅の整骨院で、小中学生や生活困窮者に無料で施術を行った人物

せごえけんさく

原爆下の対局を行ったことでも知られ、碁界の復興や囲碁の国際普及に尽力した大正・昭和の囲碁棋士

たかたやすま

戦前・前後を通じ、社会学・経済学に関し、多大な業績を残した研究者

たなかりゅうきち

第一次上海事変や綏遠事件に関与し、戦後の東京裁判で検事側の証人として被告に不利な証言をした帝国陸軍軍人

とおやまげんいち

証券会社「日興証券」（現：SMBC日興証券）の創業者

ひらばやしたいこ

プロレタリア作家として出発するが、戦後は反共姿勢を強めた人物で、『施療室にて』『かういふ女』『秘密』などの作品を著した小説家

みつはしたかじょ

口語を駆使した奔放な作風を開拓し、昭和期に活躍した女性俳人

みやざきまつき

ハンセン病の研究・治療を行い、国立療養所菊池恵楓園の園長を勤め、インドで救らいセンターを作り、「救らいの父」と呼ばれた医師