年表
1919年(大正8年)
4月12日 関東軍が設置される
関東都督府において、関東軍が分離・設置され、台湾軍・朝鮮軍・支那駐屯軍などと同じ軍となる。
1928年(昭和3年)
6月4日 張作霖爆殺事件
関東軍参謀・河本大作が軍閥・張作霖を爆殺
1931年(昭和6年)
9月18日 満州事変
柳条湖で関東軍の石原莞爾らが南満州鉄道の線路を爆破し、関東軍は満州を占領する。
1932年(昭和7年)
3月1日 満州国建国
1933年(昭和8年)
5月13日 塘沽協定
満州事変後の軍事衝突停止
1934年(昭和9年)
12月 関東軍司令部が満州国首都・新京市に移転
1936年(昭和11年)
11月 綏遠事件
関東軍が内蒙古軍を支援し、綏遠省に侵攻
1939年(昭和14年)
5月11日 第1次ノモンハン事件(~5月31日)
7月1日 第2次ノモンハン事件(~9月16日)
1941年(昭和16年)
7月7日 関東軍特種演習
1942年(昭和17年)
10月1日 関東軍が軍から総軍に昇格
1945年(昭和20年)
7月7日 満州で在留邦人を対象に25万人を動員
8月9日 ソ連が日ソ中立条約を破棄
8月10日 モンゴルが日本に宣戦布告
8月15日 敗戦
8月16日 関東軍総司令部に正式に降伏・停戦が伝えられる
しかし、戦闘が行われている前線では、継続する
8月18日 満州帝国滅亡
8月19日 関東軍総参謀長と極東ソ連軍総司令官とで会談
降伏の方法について話し合われる
8月22日 ソ連軍により新京占領
総司令部全員が軟禁される
8月23日 ソ連首相・スターリンが日本軍捕虜のソ連移送と強制労働の命令を下す
8月下旬には、日本軍将兵・在満民間人・満蒙開拓移民団のシベリア移送が始まる。
9月5日には、関東軍首脳もシベリアへ移送
11月 日本政府がシベリア抑留・強制労働の情報を得る
1946年(昭和21年)
5月 日本政府がアメリカを通じ、ソ連とシベリア抑留について交渉開始
12月19日 米ソ暫定協定成立
1947年(昭和22年)
この年、シベリア抑留者の帰国事業が始まる
参考
「歴史読本」編集部『関東軍全史』
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