年表
1953年(昭和28年)
セルフサービス方式の青果物販売店「紀ノ国屋」設立
東京・青山に増井徳男により、40坪の販売店が設立され、これが日本最初のスーパーマーケットと言われる。
1956年(昭和31年)
福岡県小倉で「丸和フードセンター」が開設
吉田秀雄が120坪のスーパーマーケットを開設
百貨店法制定
百貨店の新設・拡大が規制されるようになり、スーパーの発展の1つの契機となる。
1957年(昭和32年)
鳥取県米子で「全国小売業経営者会議」が開催
生活協同組合対策のため、前年、開設された「丸和フードセンター」の事例が紹介される。
岐阜県大垣で「主婦の店」が開店
丸和フードセンターの吉田の指導のもと、「主婦の店」スーパーチェーン第1号が誕生。
翌年には、「主婦の店」を名乗るスーパーが25店を数える。
1960年代
大規模経営として発展するスーパーも現れるようになる
規模が小さく倒産も多かったが、低価格・大量販売を行う近代的経営を導入し、大規模化するスーパーも生まれ始める。
1972年(昭和47年)
ダイエーの売上が百貨店トップの三越を抜いて、日本一となる
1973年(昭和48年)
大規模小売店舗法(大店法)が制定される
翌年3月から施行され、1500㎡の大型店の新増設が規制されるようになる。
1979年(昭和54年)
大規模小売店舗法が改正される
規制対象の店舗が500㎡に引き下げられ、日数・営業時間も規制される。
このため、スーパーにより規制対象外のコンビニエンス・ストア設立が加速される。
1980年代
総合スーパーが自力で資金調達を始めるとともに、問屋抜きで取引を始めるようになる
2000年(平成12年)
6月 大規模小売店舗立地法(大店立地法)が施行される
大規模小売店舗法は廃止
参考
石井寛治『日本流通史: 小売業の近現代』
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