概要
加賀友禅は、石川県金沢市を中心に制作されている伝統工芸で、着物染色の友禅技法の一つです。
略年表
加賀友禅について、簡単に分かりやすくした略年表です。
年 | 出来事 |
---|---|
15世紀中頃 | 無地の「梅染」が行われる |
17世紀中頃 |
模様が施されるようになる そして、「加賀のお国染め技法」として確立する |
1712年(正徳2年) |
宮崎友禅斎が金沢の御用紺屋棟取の「太郎田屋」に身を寄せ、斬新なデザインの模様染を創案する そして、「加賀友禅」を生み出す |
1955年(昭和30年) | 木村雨山が重要無形文化財「友禅」の保持者に認定 |
1970年(昭和45年) | 金沢市専光寺町に一貫した工程が可能になる共同作業場「協同組合加賀友禅染色団地」竣工 |
1975年(昭和50年)5月10日 | 伝統的工芸品に指定 |
1979年(昭和54年) | 第一回伝統加賀友禅工芸展開催 |
2009年(平成21年)7月7日 | 金沢市が「加賀友禅技術振興研究所」を設立 |
2016年(平成28年) | 共同作業場を「加賀友禅ながし館」と命名 |
(参考)
KOGEI JAPAN「加賀友禅」
加賀友禅ながし館「沿革・歴史」
日本工芸会「木村雨山」
伝統工芸 青山スクエア「加賀友禅」
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