株仲間

概要

 江戸時代、幕府や諸藩の公認を受け、同じ業種の商工業者が結成。営業資格を示す株によって加入を制限し、冥加金の上納などと引き換えに営業上の独占的な権利を確保。幕府の経済統制を支えた一方、天保の改革で解散を命じられ、幕末に再興された同業者組織

年表

株仲間に関する年表・年譜です。

年月日出来事
江戸時代初期幕府が座や仲間の申し合わせを原則禁止するが、一部業種の仲間は存続する。
1648年
(慶安元年)
江戸町触に仲間の存在がみえ、公認以前の組織化を確認できる。
1657年
(明暦3年)
江戸町触などに商人仲間の活動がみえる。
1721年
(享保6年)
幕府が株仲間の結成を奨励し、流通統制に利用する。
1726年
(享保11年)
株仲間の組織を利用した物価・営業統制が進められる。
18世紀後半冥加金の上納と引き換えに営業独占を認める株仲間が増える。
19世紀初め江戸(現:東京)でも願い出に基づく株仲間の公認が進む。
1841年
(天保12年)
天保の改革
幕府が物価引き下げを図り、商工業者の仲間組織に解散を命じる。流通の仕組みが崩れて混乱を招き、後に再興される。
1851年
(嘉永4年)
株仲間の再興令が出される。独占権は制限される。
明治初年各地で株仲間が廃止され、営業の自由化が進む。

(※)年表は年のみの表示です。月日の旧暦・新暦の区別はありません。

(※)株仲間の廃止時期には地域や資料による違いがあります。

参考

  岡崎哲二『江戸の市場経済 歴史制度分析からみた株仲間』

コメント

タイトルとURLをコピーしました