年表
江戸時代
この時代、小松菜が生まれたとされる
小松菜の元は不明だが、かぶの茎立が小松川(現在の江戸川区)で改良されたものと言われる。
1719年(享保4年)
徳川吉宗が「小松菜」と命名
将軍・徳川吉宗が小松川に鷹狩りに行った際に、香取神社の神主から献上され、地名にちなみ「小松菜」と命名したとされる。
江戸時代中期
隣の葛西村が主産地であったため、この頃までは「葛西菜」とも呼ばれていた
1965年(昭和40年)
江戸川区の後関種苗が「後関晩生」を育成
現在一般的なのは、原種ではなく、ちんげんさいとの掛け合わせ。
春どりができるので重要品種となっているが、この「後関晩生」が最後の伝統的な小松菜と呼ばれている。
ゆかりの地・施設
小松菜の歴史に関する施設・ゆかりの地です。
香取神社
徳川吉宗により「小松菜」という名称が付されたという神社で、碑など建立されている。
香取神社(東京都江戸川区中央4-5-23)
地図
参考
小崎格他監修「花図鑑 野菜+果物」
柳原一成『近茶流宗家 柳原一成が選ぶ 日本の伝統野菜』
新小岩厄除 香取神社「小松菜の産土神」
コメント