概要
長野県伊那地方のご当地グルメです。
羊肉と野菜が具であり、独特のスープで太めの中華麺を煮込んだ料理です。
年表
1955年(昭和30年)
伊藤和弌氏がラーメン店を開店
横浜から帰郷しラーメン店を開店するが、冷蔵庫がなく、麺を腐らせてしまうことが多くあった。
そこで、保存性を高めるため、麺を蒸し、更に当時、多くあったマトンを使った料理を考案。
「チャーローメン」(炒肉麺)完成
1960~1970年頃
この頃、「チャーローメン」から「ローメン」に名称変更
ラーメンブームが起き、語呂合わせで「ローメン」と名称を短縮する。
1994年(平成6年)
この年、「むらおこし事業推進委員会」発足
伊那商工会議所の伊東久氏がローメンを伊那名物とすることを思いつき、地域資源調査事業として補助金がつくことになり、「むらおこし事業推進委員会」が発足する。
なお、補助金は3年間で、市800万円、県400万円、計1200万円。
1995年(平成7年)
この年、「ローメンを愛する会」発足
基礎調査・視察・関係機関からのヒアリングなどを経て、地域特産品等開発推進事業がスタートし、「ローメンを愛する会」が発足する。
これにより、パンフレット・マップ・キャラクターグッズ・「思い出話集」制作などが行われる。
また、「蒸す」から転じ「蒸し」にかけて、6月4日を「ローメンの日」とする。
1997年(平成9年)
3月 「ローメンズクラブ」発足
補助事業が終了したのに伴い、「ローメンを愛する会」は解消し、会員40人で「ローメンズクラブ」が発足する。
2011年(平成23年)
この年より、B-1グランプリに出場
2014年(平成26年)
7月4日 「ローメンZUKUラブ」発足
飲食店の団体で市民主導の団体ではないとみなされ、3月末で全国大会への出展資格がある本部加盟団体から支部加盟団体に降格されていた。
ここままのローメンズクラブではB-1グランプリに出場できないため、「ローメンZUKUラブ」が発足される。
参考
奥山忠政「文化麺類学・ラーメン篇」
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