1948年没の人物

概要

 1948年(昭和23年)に死亡・亡くなった人物の一覧を掲載しています(五十音順)

 ※出身地は生まれた都道府県、出身地の市町村は現在の市町村、出没年は西暦で掲載しています。

一覧

名前出没年出身地概要

あさかわかんいち

朝河貫一
1873年~1948年福島県
二本松市
学者

入来院家の古文書群などの研究を行い、イェール大学で日本人で初めて大学教授となった戦前の歴史学者

いたがきせいしろう

板垣征四郎
1885年~1948年岩手県
岩手町
軍人大臣

関東軍参謀として石原莞爾とともに満州事変を決行し、陸軍大臣なども務めるが、戦後、A級戦犯となり死刑となった帝国陸軍軍人

いまいくにこ

今井邦子
1890年~1948年徳島県
徳島市
歌人評論家

歌誌『明日香』を創刊するなどした戦前を代表する女流歌人

いまむらあきつね

今村明恒
1870年~1948年鹿児島県
鹿児島市
学者

関東大震災を警告し、地震を予知した研究者として「地震の神様」と讃えられた戦前の地震学者

いわつきのぶじ

岩槻信治
1889年~1948年愛知県
岡崎市
技術者

昭和初期に、多くの稲の品種改良を行い、西三河一帯の農業振興に大きく寄与した農業技師

おおたにこうずい

大谷光瑞
1876年~1948年京都府
僧侶冒険家

戦前に、西域探検を行い(大谷探検隊)、インド・中央アジア・チベットなどで発掘調査を行った浄土真宗の僧侶

おかもといっぺい

岡本一平
1886年~1948年北海道
函館市
漫画家作家

画家・岡本太郎の父で、漫画漫文という独自スタイルを築き、大正・昭和初期に活躍した漫画家・作家

かげささだあき

影佐禎昭
1893年~1948年広島県
福山市
軍人

日中戦争時に、汪兆銘政権の樹立工作を行ない、汪政府下で軍事最高顧問となった帝国陸軍軍人

かわしまよしこ

川島芳子
1907年~1948年中国
皇族軍人スパイ

清朝の皇族・粛親王善耆の王女であり、「男装の麗人」「東洋のマタ・ハリ」などと呼ばれ、日本軍の工作員として諜報活動に従事した女性

きくちかん

菊池寛
1888年~1948年香川県
高松市
作家劇作家ジャーナリスト実業家

『父帰る』などの著作で知られるとともに、出版社「文藝春秋」を創業した小説家・実業家

きむらへいたろう

木村兵太郎
1888年~1948年東京都
軍人

太平洋戦争時に陸軍次官やビルマ方面軍司令官などを務め、戦後A級戦犯として絞首刑に処せられた陸軍大将

すずきかんたろう

鈴木貫太郎
1868年~1948年大阪府
堺市
大臣軍人

陸軍による反対の中、太平洋戦争を終戦に導いた内閣総理大臣

ただはやお

多田駿
1882年~1948年宮城県
仙台市
軍人

初代・満州国軍最高顧問、第3軍司令官、北支那方面軍司令官などを歴任した帝国陸軍軍人

だざいおさむ

太宰治
1909年~1948年青森県
五所川原市
作家

『走れメロス』『斜陽』『人間失格』などの数々の名作を著した小説家

でぐちおにさぶろう

出口王仁三郎
1871年~1948年京都府
亀岡市
教祖

戦前の新宗教「大本」の二大教祖の一人

とうじょうひでき

東条英機
1884年~1948年東京都
千代田区
大臣軍人

太平洋戦争を開戦した首相・帝国陸軍軍人

どひはらけんじ

土肥原賢二
1883年~1948年岡山県
岡山市
軍人

戦前に満州国建国や華北分離工作などを行い、戦後、A級戦犯として処刑された帝国陸軍軍人

ぬかだろっぷく

額田六福
1890年~1948年岡山県
勝央町
劇作家作家

『冬木心中』『白野弁十郎』『真如』など、時代劇を中心とした作品を提供した戦前の劇作家・作家

ひろたこうき

広田弘毅
1878年~1948年福岡県
福岡市
大臣議員外交官

外務大臣・内閣総理大臣を務め、文官で唯一のA級戦犯として処刑された政治家・外交官

まついいわね

松井石根
1883年~1948年愛知県
名古屋市
軍人

上海派遣軍司令官として南京攻略戦を指揮し、戦後にB級戦犯として処刑された帝国陸軍軍人


 1948年に生まれた人物については、「1948年生まれの人物」をご覧ください。

 他の年については、「年一覧」をご覧ください。

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